【体験記】視力手術の最先端・ICLは問題ないかやってみた
これは、「ICL(眼内コンタクトレンズ)」の感想をまとめた体験記です。
メガネをつけたのは、小学3年。
コンタクトをつけて、26年。
目が良かったころの記憶がありません。
レーシックは、
もう15年くらい前から知ってましたが、
目を削ることが怖くて挑戦せず。
けれど、
40歳にして目の手術を受けることを決断。
●手術前(今回の記事)
●手術日・手術後
の前編・後編で書きたいと思います~
※手術日は、2018年12月5日
品川近視クリニックならば、
紹介カードを使えば、
3万~5万くらい安くなりますので、
ご連絡ください。
●Twitterアカウント
結論、ICLは絶対やった方がいい!
マジでさっさと手術するべき!!
※ネットで調べるとこういう病院は、
紹介カードがあれば
2,3万円安くなるのですが、
そういうのを
調べずに病院に行ったため、
後ですごく後悔しました…涙
ICLとは、どういうもの?
ここに詳細が書かれていますが、
2010年に厚生労働省が
認可した手術方法です。
レーシックは、削る手術ですが、
一言で言えば、
角膜を削らない視力矯正
小さなレンズを目の中に
移植(インプラント)して
近視や乱視を矯正し、
裸眼視力を回復させる新しい
視力矯正手術。
メリットは、
術後の結果に不満や合併症があれば、
レンズを取り出し
元の状態に戻すことができること。
対象年齢:21歳~45歳
※45歳が上限の推奨年齢とされているそうですが、別に50歳でも手術する人はいるそうです。
ただ、老眼の関係で45歳以上の人がやっても満足度が低いとか。
ICLの手術ができる認定病院は、
都内で15くらい
だいぶ限られてますね。
ここに記載されてます。
ICLの手術の結果
結果どうだったか?
冒頭に書きましたが、
20代の人は今すぐやるべきっす。
金額は、自分の場合54万円と高額ですが、
仮に俺が20代だったら、
ボーナス全部使ってでも、
今すぐやれと伝えます。
それくらい価値があります!
(キッパリ!)
もともと視力は、
0.04と0.06だったのですが、
術後、次の日には、1.0と1.2に回復。
一ヶ月後でも、両目1.2でした。
ICLの5つのメリット/良かったこと
①朝晩の着け外しをしなくて良い
コンタクトをしている人はわかりますが、毎日コレが本当に面倒。
起きては洗面所に向かい、
コンタクトをつける。
寝るとき洗面所にいって、
コンタクトを外す。
毎日コレがどれだけの時間的・身体的ロスか。
この行動が本当に煩わしいので、
これがなくなってめっちゃラクになりました。
②コンタクト・洗浄液を一生買わなくて良い
手術費用は高額ですが、
その分手術をしたら
コンタクトと洗浄液の
お金は一切不要に。
なので、若ければ若いほど
手術をしたほうが
コストメリットがデカい。
ちなみに視力は、25歳以降は
悪くなることがほぼないと
担当医が話してました。
手術した
3年間は無償でレンズを
交換してくれるとのこと。
③旅行で替えのコンタクト/ケースを用意しなくてよい
旅行や友達の家に泊まるときに
替えのコンタクトと容器を
持っていく必要がない。
これも、
めちゃくちゃ気持ち的に
ラクになりました。
忘れてないか、ちゃんと入れたか、
いちいち確認するのが
マジで面倒だったので、
そこからの開放感!
④コンタクトを付けたまま寝ても、目がカピカピしない
③とひも付きますが、
旅行の時にコンタクトの替えを忘れたり、
急に泊まることになったり、
ソファでそのまま
寝落ちしてしまったりすると、
コンタクトのせいで起きた時に
目がカピカピになってしまう。
この不快感。
テンションは、ガタ落ち…
こういうことが二度と起きない!
それだけで幸せな気持ちになれます笑
⑤もしもの震災の不安がない
最近、頻発に発生する自然災害。
大地震が寝てるときに起きて、
床がガラスや食器の
破片だらけになっても、
何も視えない。この恐怖たるや。
視力が0.1以下になると、
地面になにがあるのか全く視えない。
コンタクトやメガネがない状態になったら、避難もできない。
しかも、ずっと同じコンタクトを
つけてることになったら、
目にも悪いし、気持ちも悪い(そもそも、ずっと付けてたらダメ出し・・・)。
こういうリスクをずっと背負いながら
生きるのはイヤだったので、
今回ICLを受ける決断をしました。
ICLの4つのデメリット/大変だったこと
マイナス(大変・面倒が近い)面も
書いておきます。
①検査前・手術前は、コンタクトをつけるの禁止
検査前と手術前は、
コンタクトが禁止になります。
どれくらいの期間そうなるかといえば、これくらい。
コンタクトをつけていると
目に圧力がかかっており、
目の状態が正常でないのと
視力を戻すために
これくらいの日数がいるそうです。
普段は、メガネをつけてないので
メガネ生活を3日間することになり、
周りから驚かれました笑
②術後、防護メガネをつける
目にゴミや砂が入らないように
1週間ほど
防護メガネを付ける必要があります。
これ↓
マジでクソダサいっす。
家の中でつける必要はないですが、
目をすぐにこする癖がある人は必須。
会社の中では、
ダサいのでつけてませんでした。
③夜間にライトの周りがピカピカする
一番のデメリット?と
言われているのがコレ。
確かに夜に蛍光灯やライトを見ると
周りがピカピカ光っていますが、
1週間もすると気になりません。
メリットに比べたら
「こんなもんか」という感じです。
④激しいスポーツは1ヶ月禁止
冬はスノボーをやるので、
12月5日に手術を受けたら、
年末のスノボどうしよう、と
悩みました。
ただ、年末年始に手術しても、
1ヶ月スノボ禁止になるなら、
さっさとやった方が良いと思い、
手術は、12月5日にしました。
ちなみに、
なぜ品川近視クリニックにしたかは、
このブログがきっかけ
その中のこの文章。
私は、もともと症例数=信頼 (基本は失敗しないものだと仮定すると、飛行機で例えると同じ無事故でも総離着陸回数が多い方が優秀)と考えており、当初はレーシックでの施術を考えていたこともあって品川近視クリニックに健診に行っていました。ICLになってからも、そのまま品川近視クリニックにお世話になることにしました。
たしかに、症例数が多いほうが良いなと。
で、家から通える
品川近視クリニックにしました。
ちなみに、品川近視クリニックを
検索するとこういう記事が出てきます。
まぁ、大手だからこんなこともあるかな、
と思い、気にせず受診。
ICL手術することでどんな危険(リスク)があるか
リスクとしては、
「眼圧の上昇」
「感染症のリスク」
この2つ。
眼圧が上昇すると、
気分が悪くなったり頭痛・嘔吐があります。
眼圧上昇を放置すると
最悪の場合、視野の欠損が生じます。
なので、
上昇しないように目薬をたくさんします。
術後1週間は、
1日5回3種類の目薬と
初日と二日目は、飲み薬も飲んでました。
リスクについては、これがまとまってました。
予約から手術までの流れ
手術までの流れをまとめておきます。
1.電話で相談
品川近視クリニックに電話して検査予約を取ります。
ネットで予約しようとしても、正式予約はできず。
確認事項があるため、電話で色々聞かれます。
●レーシックかICLのどちらにするか
●検査の結果、受けれない可能性もある
●検査だけで終わっても、5000円(うろ覚え)かかってしまう
●現在の視力(近視だけ?乱視はある?)と
つけているコンタクトについて
●検査前・手術前の3日間はコンタクトを外して欲しい
●費用は54万円だが、保険が効かない
●現金で払うか、カードで払うかどちらにするか
●検査のときに内金として15万円払ってもらうが、大丈夫か
●検査は適合検査(3時間)とコンタクトを決める検査(2時間)の2回ある。
1回で全部やることもできる(5時間)
→面倒だから、1回でやってもらう。
●検査で当てはまるコンタクトがあれば、次の日に手術も可能
●術後、1ヶ月はスポーツ禁止だけど、大丈夫?
●手術は、トータル3時間で終わる(手術自体は、両目で30分ほど)
ということを確認され、
11月末に電話したときは
年末年始にやろうかと思っていたら、
手術もすぐに終わりそうなので12月にやることに。
2.検査日
検査の3日前から、
メガネ生活をして検査を受けてきました。
検査は、4時間程度。
マジで長い。
検査項目は、こんな感じ。
■角膜内皮細胞検査
角膜の内皮細胞を撮影し、細胞の大きさや形、数を調べます。
■角膜形状解析
角膜の前面・後面の形状、角膜径、角膜厚などを測り、円錐角膜のリスクなどの解析をおこないます。
■前房深度値・眼軸長測定・前眼部画像解析
角膜内皮から水晶体前面までの距離など、手術に必要なデータをとります。
■他覚的屈折検査
機械で近視や遠視、乱視の度数を測ります。両眼開放型レフでの測定もおこないます。
■自覚的屈折検査
裸眼の視力、レンズを通しての最高矯正視力などを詳しく測定します。
■眼圧検査
目に空気(風)をあてて、目の硬さを測ります。
■波面センサー
角膜および水晶体の高次収差を測定します。
■涙液検査
TSASによる涙液層の安定性を測定し、ドライアイの有無や程度を詳しく調べます。
■瞳孔径測定
明所、暗所での瞳孔(ひとみ)の大きさを測ります。
■細隙灯顕微鏡・精密眼底検査
医師の診察による検査です。角膜の状態はもちろん、散瞳剤を点眼して水晶体や網膜・視神経など、目の奥にも異常がないか徹底的に詳しく調べます。
3.検査の結果
自分の目は、
近視と乱視の両方なのですが、
検査の結果、
「目の膜が3.3ミリしかなく、
乱視入りのICLが受けれない。
そもそもICLの手術をするには、
3.3ミリ必要だから、
あなたはそのギリギリです」
マジかぁ。だいぶショック。。。
「乱視を完璧に治すなら、ICLの手術をして
3ヶ月後、レーシックを受けましょう」と
打診される。
心の中では、
(いやいや、目を削りたくないからICLにするのに、目を削る手術なんて受けたくないわ!)
と思い、レーシックを受けるかは、
ICLの手術後判断したいと回答。
そのとき、お医者さんが
「手術としては、レーシックの方が安全です。目を削るということで不安になる人が多いですが、ICLは目を切開するのでリスクは大きいです」
と言われて、たしかになぁと納得しました。
まぁ、だからこそ
ICLの手術できる病院が
限られているんだなと。
ビックリしたのは、品川近視は、
めちゃくちゃ中国人?が多かったこと。
旅行がてらなのか、手術目的なのかわかりませんが、
3分の1は、中国人。受付の方も、
中国人の方が対応しているほど。
日本の技術が発達している証拠ですね。
検査の結果、
数値的に合う
(近視の)ICLコンタクトがあるらしく、
明後日には手術できると言われ、
結果的に、
検査から3日後の12月5日に手術を決行。
いやぁ、まさかこんなに
早く手術を受けるとは!?
というのが検査日の感想です。
なので、検査から
そのまま
メガネ生活になりました。
長くなりましたが、
手術日・手術後についても、
早めに書きたいなぁと。
痛いのか!?
怖くないのか!?
手術はどんな感じなのか!?
すぐに見えるのか!?